ドクターズデータ
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柏の葉こどもクリニックのコンセプトや強みを教えてください。
コンセプトは小児科、子ども専門ということです。アレルギー専門医でもありますので、小児アレルギーの気管支喘息や食べ物アレルギーの患者さんが得意という強みがあります。昨今は患者数が増えていますので対応が難しい局面も多いですが、今までやってきた経験や知識が活かせるので強みだと思います。
僕には弟はいませんが、小さいころから年下の子のお世話するのが好きでした。親戚の子供や、泊まりがけで行ったスキーの宿に小さい子どもがいると一緒に遊ぶのが好きでしたので、子どもを相手にするのは向いていると、その頃から感じていました。
おじいさんおばあさんを診るよりは子どもを診るほうが自分としては好きだったので、医者になるとしたら小児科だと、医学部に入った時点で思っていました。
-アレルギーを専門にしたいと思ったきっかけはありますか。
大学卒業して小児科で仕事を始めたころの話ですが、大学病院では月に何回も当直があります。当直をしていると喘息の発作の人がとても多いのに気づきました。患者さんが多いおかげで殆ど寝られなかった夜もありました。そこで、『喘息の人にもう少し良い治療をしてあげれば夜中に調子が悪くなることも少なくなるのではないか?』と考えて、その辺のことを理解するためにアレルギーの勉強をしました。 喘息は決して珍しい病気ではないけれど、あまりうまく治療ができてないような感じがしたので、もっといい治療法を生み出せれば需要がありそうだと考えて、専門をアレルギーにしました。
-患者さんとの信頼関係を大事にするために、心掛けていることはありますか?
患者さんとしては困って病院に来ているので、自分が間違っているように言われたり、『もっと早く来ればいいのに』、『そのくらい家でみなさいよ』とか、当たり前の事ですがそういう否定されるようなことは言われたくないですよね。どの患者さんに対しても患者さんが満足して帰ってもらえるような診療内容にしようというのは意識しています。
その為に、僕は3分診療をしないというのがポリシーです。特にアレルギーというのは、最初に時間を掛けて色々な情報を聞き出すことができれば、あとは上手くいくことが多いのです。ですから情報を聞き出すためには時間を掛けなければなりません。1日100人捌こうとか、そういうことは考えていなくて、量より質だと思っています。
-ドクターになって良かった、と思うことはありますか。
喘息で、夜中にあまり発作が出なくなると『前は夜に結構咳が出ていたけれど、最近はよく寝られるようになった』と言ってもらえると嬉しいです。 あとはビジュアルで分かりやすいのはアトピー性皮膚炎です。お肌がぐじゅぐじゅの状態で、他の所だとなかなか話を十分に聞いてもらえなかったり、薬は出されるけれど『どのぐらい塗ったらいいか』などの指導が足りていない事があります。いつも薬を貰っているけれど良くならないという患者さんが来た時に、今までの経緯を詳しく聞いて塗り薬の説明を丁寧にすると、良くなる事が多いです。
アトピー性皮膚炎は小児科で扱っている病気の中でもビジュアルで良くなったのが分かり易いので、最初は暗そうな顔をしたお母さんの顔が明るくなったり、本人もあまり掻かなくなったりしたのを見ると、『あぁ良かったな』と思ったりします。
-開業されていかがですか?
自分の頑張りが全部自分に返ってくるような感じがするので、やりがいは勤務医時代よりもはるかにあるとは思います。『朝は一番に来て院内を見渡して変なところはないか』と確認しますし、夕方も会計の締めなど色々必要なことをやっていると勤務医時代の時のようにすぐには帰れないです。開業してから平日の開院日は一度も夕食を家で食べていません、全部外食です。そういう忙しさや大変さもあるけれど、やりがいはあります。
-最後に、今開業に悩んでいるドクターに対して、開業の先輩として一言あれば。
アプトさんに相談してください!
駒場東邦中・高
東海大学医学部卒業(1998年)
東海大学医学部附属病院小児科
神奈川県立こども医療センターアレルギー科
東京臨海病院小児科
染谷小児科医院
柏の葉こどもクリニック開院
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診療科目 |
小児科・アレルギー科 |
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〒277-0871 千葉県柏市若柴264番地1 中央180街区1 デュオセーヌ柏の葉キャンパス |
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